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講師の松平です。

先週行いました、書道パフォーマンスを御紹介いたします。
野口雨情のライブとともに
歌のインスピレーションで書を書きました。
野口雨情は、「赤い靴」や「シャボン玉とんだ」、
「雨降りお月さん」、「からすの子」などの童謡を作った詩人です。

私は、「赤い靴」にあわせて「郷」

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故郷、望郷など、郷を思う女の子や、郷から女の子を偲ぶ歌い手の気持ちで書きました♪

講師の松平です。

筆で字を書く時間を持つということ。

今は毎日パソコンに向かい、自分で字をペンで書く時間ですら少なくなっているのではないでしょうか。

現に、書を学び始めたいと思う方たちも皆さま、「久しぶりに集中した時間を持つことができた。」とか、「何も考えない、ただ墨と筆のことだけを考えて、雑念がない時間を持つことなんて今までになかった。」と、言います。

では、上手に字を書くときとは、どのような状態なのでしょう。
孫過庭の『書譜』の中にある、「五合・五乖(ごごう・ごかん)」ということ
を、私は習いました。

「五合」とは、字が上手に書ける五つの条件。「五乖」とは、字が上手に書けない五つの条件です。
今日は、「五合」をまず、御紹介します。

1.心怡務閑=心(こころ)やすらかに務め閑なる
  こころ安らかで俗事から開放されるとき

2.感恵徇知=恵(けい)に感じすみやかに知る
  頭のひらめきを感じ理解できたとき

3.時和気潤=時(とき)和し気うるおう
  時節が良く気候がしっかりと落ち着いたとき

4.紙墨相發=紙墨相わす
  紙と墨がよくあったとき

5.偶然欲書=偶然書せんと欲す
  偶然に書こうと欲したとき

五合に達し上手に字が書けたときというのは、とても爽快なものです。

ですがなかなか大変ですね。私も現に、修行の身・・・。
逆に、今日はお天気が悪いから書ーけないなんて言い訳にもなってしまいますし。

まず、自分の好きな字を書く。名前を丁寧に書いてみる。そこから、始めてみるのが一番かと思います。
すると、どんどん、上手になりたいと思うようになってくるのです。
書を習い始めること。

最初のうちは、ただただお手本通りに書こうと練習するだけで、つまらないと感じる人も多いのではないでしょうか。
もしくは敷居が高いと感じている人。

でも、書をもっと身近に楽しむことって、できるんじゃないかな。と思います。

そして自分流に楽しみながら練習していくうちに、徐々に素敵な作品が書けてしまったり、自分の字が書きたくなって、もっともっと練習してみようとも思えて
くる。

今日はそんな書を身近に楽しむことの一例をお見せします。
よく私がパフォーマンスやイベントで配るのは、コースター。

書道教室_作品_愛

書道教室_作品_夢

講師の松平です。

毎年、書展に作品を出品しております。
書を始めて14年目の、2004年6月の書法芸術院堀野書道学校書法展に出展した作品をご紹介します。この年は書展出品2回目でした。この作品で、受賞いたしました。

書道教室_作品

白居易の「長恨歌」の一節です。
1行7字の駢儷体で、つづられる中国の皇帝、玄宗と楊貴妃の悲しくも切ない、素晴らしい歌です。

私の雅号は「妃仙」なのですけれど、楊貴妃とかけて選んだのではなくて、これは偶然だったのです。
楊貴妃は歴史上玄宗を惑わし国を滅ぼす女だとされ、安禄山の乱で暗殺されます。

ここから、「傾城」「傾国」なんていう、君主が色香に迷って、自分の国をあやうくするほどの女。絶世の美女。という意味の言葉が生まれるんですね。けれど、この愛は本物だったのです。
講師の松平です。

パソコンばかりを使い、手書きで字を書くことがめっきり少なくなっている現在。

字を書き、手紙を送ることの楽しさは、年の終わりにあります。
私は、2002年から筆で年賀状を書き始めました。

書道教室_東京_作品01書道教室_東京_作品04


水で薄めた墨を使い、大きくその年の干支を書く。
その上から、文章を書きます。

そして最後に、一点一点、朱をたっぷりつけた雅印を押していくと、葉書一枚が、一つの作品になります。

私は、この年賀状が大好きです。年の瀬に、その年お世話になった方々、そしていつも御無沙汰になってしまっている師や、知人を思い出し、”年賀状”という大義名分のもと、大好きな人達に手紙を送るのです。

今や年賀状もだんだんと少なくなり、送るとしてもほとんどがパソコンの印刷。ビジネスではパソコンのメールで全て済ましてしまうなんて風習まででてきていると聞きます。

手書きで一言もコメントのない、裏も表も印刷だけの年賀状、味気ないですよね。

書道教室_東京_作品05
講師の松平です。

昨年、2005年6月の書法芸術院堀野書道学校書法展に出展した作品をご紹介します。この年は、2004年に引き続き、受賞作品となりました。

『白居易』の漢詩、「香炉峰の雪」を書きました。
この詩、白居易が魯山に左遷させられてしまったときに書いた詩なのですが、昔の日本ではとても有名な詩でした。
清少納言の書いた、枕草子にも、でてきます。

書道教室_書道展出展作品02

私は高校の古典の時に読んだ枕草子のお話が大好きで、この漢詩を選びました。


書道教室「酔い書」、講師の松平です。

高校生の頃から毎年、書展に作品を出品しております。
今年、2006年6月の書法芸術院堀野書道学校書法展に出展した作品をご紹介します。

書道教室_書道作品_01

『荘子』斉物論にあります、「胡蝶の夢」の漢詩を書きました。

「胡蝶の夢」は、日本の故事成語にもなっています。
荘子が散歩の途中で、昼寝をしました。そのとき、自分が蝶々になった夢を見るのです。

書道教室_東京_作品


三田のキャンパスで書道の作品の展示が、無事、終わりました。作品を搬出後、
それを持って、帰りがけに自由が丘のよく行くお店に向かいました♪マスターに
見せたら、7点、お店に飾ってくださいました。
自由が丘駅前、30年の老舗、とあるお店の、タイムスリップしたようなインテ
リアに囲まれた店内に、ひっそりと飾ってあります☆彡
教室にいらっしゃってください♪ご案内いたします^^


「プロポーション」をテーマに、2週間のワークショップ、作品制作、展示会を行いました。

そこで私は、点と線の文字のプロポーションをテーマに、書で作品を作りました。
漢字をデフォルメし、少しぼやかした点と、細い線とで文字を構成し、わざと字のプロポーションを変えてみました。作品が写真サイズなので、会場中に作品を散らばせる予定です。

書道教室_酔い書_展示作品

下記、展覧会のお知らせです。
「Proportion 調査と実験」
(日時)8月7日(月)15:00~18:00/8月8日(火)11:00~18:00
(場所)慶應義塾大学三田キャンパス北館ホワイエおよびラウンジ
(主催)慶應義塾大学SFC基礎造形
(地図)http://www.keio.ac.jp/access.html


私にとっては書は身近なものです。でも、人にとっては、そうじゃないもの。それに気付いたのは、大学に入ってからになります。書道の展覧会に始めて、大学一年生の時に出品しました。

そして大学二年、三年も、続けて展覧会に出品。2年連続での受賞に至りました。展覧会は、年上のセミプロのようなシニア書家が多いのですが、展覧会は無鑑査、1~10席までレベル別に分かれていて(柔道で言うキロ級のような)、ふだんの段があがっていくもしくは受賞するたびに席があがっていく仕組みです。

私の作品を見てくれた友人、知人には、驚かれ続けました。「へーすごいねー。格式高いね。お嬢だね。」と。だけれど、私にとって、それはなんだか違和感のある出来事でした。あれれ??なんで??みんなだって、小さいとき、お習字、やらなかった??と。私はただ、それを続けてきただけなんだけどなあと実感。

書って、みんなが知っている。みんな文字を書ける。そして一度は必ず、みんな筆を持っている。
昔の人は、筆をもつことが当たり前で、今でも、正確な漢字を使っているのは日本だけというくらいなのです。

まず毎日、言葉をみんな話しいているじゃないか。と。
なんか書ってもっと、カジュアルで、身近で、楽しいもの。そんな「書」をみんなに分かって欲しい。
そして、こんなに身近にある書と、もっともっと楽しんで欲しい。そう、思いはじめるようになりました。