私にとっては書は身近なものです。でも、人にとっては、そうじゃないもの。それに気付いたのは、大学に入ってからになります。書道の展覧会に始めて、大学一年生の時に出品しました。
そして大学二年、三年も、続けて展覧会に出品。2年連続での受賞に至りました。展覧会は、年上のセミプロのようなシニア書家が多いのですが、展覧会は無鑑査、1~10席までレベル別に分かれていて(柔道で言うキロ級のような)、ふだんの段があがっていくもしくは受賞するたびに席があがっていく仕組みです。
私の作品を見てくれた友人、知人には、驚かれ続けました。「へーすごいねー。格式高いね。お嬢だね。」と。だけれど、私にとって、それはなんだか違和感のある出来事でした。あれれ??なんで??みんなだって、小さいとき、お習字、やらなかった??と。私はただ、それを続けてきただけなんだけどなあと実感。
書って、みんなが知っている。みんな文字を書ける。そして一度は必ず、みんな筆を持っている。
昔の人は、筆をもつことが当たり前で、今でも、正確な漢字を使っているのは日本だけというくらいなのです。
まず毎日、言葉をみんな話しいているじゃないか。と。
なんか書ってもっと、カジュアルで、身近で、楽しいもの。そんな「書」をみんなに分かって欲しい。
そして、こんなに身近にある書と、もっともっと楽しんで欲しい。そう、思いはじめるようになりました。
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